スタッフブログ

sp_.top01.png
sp_.top02.png

2014.09.25更新

    サイトカインは、 生体を構成している細胞が分泌するタンパクで、 自身、 周囲の細胞に増殖・分化等を調節するシグナルを伝えています。

   サイトカインの作用は炎症反応、 創傷治癒、 骨の吸収や形成などに関与するものまで多種多様です。

   一方、 歯周組織を構成する細胞には歯肉線維芽細胞、 歯肉上皮細胞、 歯根膜細胞などの免疫担当細胞があります。

   歯周炎が起こっている病巣では、 これらの免疫細胞がサイトカインを産生します。   本来は正常な歯肉の維持に不可欠なサイトカインですが、 歯肉炎の部位で持続的に作り出されることで、 正常なバランスが崩れ歯周組織の破壊を促進します。

   これらのサイトカインは炎症のある歯周組織中に多くみられ、 歯周治療を行って炎症が消失すると著しく減少します。

投稿者: 南歯科医院

entryの検索

月別ブログ記事一覧

カテゴリ

南歯科医院 フリーダイヤル0120-214-118 TEL:072-846-3227
top_inq_sp.png