スタッフブログ

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2016.07.29更新

      子供の虫歯の治療では、 「歯磨きをよくする」 「甘いお菓子やジュースは続けて飲まさないように」 などと言われていますが、 子ども自身だけでなく、 母親も自分自身の口の中をきれいに心がけることが大切です。

     母親から子供への食べ物を介してのスキンシップはたいへん重要なことです。

     きれいな口での介入が望まれます。

投稿者: 南歯科医院

2016.07.29更新

      つまり、 母親の口の中が汚れていて、 母親が子供に食べやすいように噛んだ食片を与えたりすると、 むし歯菌も同時に与えることになります。

     むし歯菌はいったん定着すると、 非常に頑固に口の中に住み着くため、 歯ブラシだけの清掃では取り除くことが困難な場合があります。

     その際には、 歯面をきれいにする為に器具を用いて清掃し、 フッ化物を塗布したりします。

投稿者: 南歯科医院

2016.07.29更新

      では、 「いつ、 どこで」  ミュータンス菌やソブライナス菌に感染するのでしょうか?

     生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には、 むし歯菌はいません。

     ミュータンス菌は、歯などの硬い組織に付着するのが得意な細菌で、 乳歯の生え始まる頃から感染します。

      これは離乳食が始まり、 母親が自分のスプーンで食べさせたりする日常生活から起こってきます。

投稿者: 南歯科医院

2016.07.28更新

      一方、 悪玉といわれる菌の一つであるむし歯菌は、 糖分を食べて歯垢 (プラーク) を作り、 これが出す酸によって歯という硬い組織を溶かし、 むし歯になります。

     このむし歯は、 はじめの頃は歯の色が白濁色や黒褐色を呈する程度ですが、 放っておくと次第に溶けて穴があきます。

     そこに食べ物などが詰まったりすると、 痛みを感じるようになり、 最終的には神経 (歯髄) まで侵されてしまいます。

むし歯はミュータンス菌やソブライナス菌による感染症なのです。

投稿者: 南歯科医院

2016.07.28更新

      親から子へと感染することを垂直感染と言います。

     それに対して、 夫婦間や友達同士で感染する場合を水平感染と言います。

     むし歯菌は、 母親から子供へと感染する垂直感染でよく例にあげられます。

     一般的に人の口の中には300〜400種類の細菌が存在していますが、 この中で善玉といわれる細菌は、 口の中へ悪い菌が入り込むとそれを食べるなどして、 口の中の環境を整えようとしてくれます。

投稿者: 南歯科医院

2016.07.28更新

      生態系は、 各細菌が 「共生」 と「拮抗」 という力のバランスを保ちながら、 優勢な菌の多い方に病気が罹患して行きます。

     したがって、 口の中でも、 細菌のバトルによってむし歯や歯周病に、 あるいは、2つ同時に罹る場合があります。

    細菌の世界だけでなく、 生物には皆このような生存競争で自己の優位性を確保しています。

投稿者: 南歯科医院

2016.07.27更新

    むし歯菌・歯周病原菌とも、 自分たちの勢力を広げるために、 ほかの菌を攻撃する抗菌性タンパクを作ります。

    このことを見ても、 生態系の作用は大変興味深い物があります。

    この抗菌性タンパクは、 バクテリオシンとよばれ、 たとえばミュータンス菌群が作り出すバクテリオシンはムタシンと呼ばれ、 歯周病原菌の黒色色素産生菌群を攻撃します。

    逆に、黒色色素産生菌群はミュータンス菌群を攻撃するメラニノシンを作り出します。

投稿者: 南歯科医院

2016.07.21更新

    虫歯も歯周病も細菌による感染が原因と言われています。

   両者とも原因菌は細菌プラークの中に存在しています。

   虫歯菌はストレプトコッカス・ミュータンスやストレプトコッカス・ソブライナスなどが原因菌と言われています。

   一方、 歯周病原菌は多数の細菌が挙げられます。   ポリフィロモナス・ジンジバリスをはじめとする嫌気性黒色色素産生菌などです。

   虫歯菌は、 主として歯の表面や溝などに付着し、 目で比較的よく見ることのできる歯茎から上の部分に存在するので、 「縁上プラーク細菌」 と呼ばれています。   歯周病原菌は、 歯と歯ぐきの溝の中に歯周ポケットをつくり 「縁下プラーク細菌」 と呼ばれています。

投稿者: 南歯科医院

2016.07.21更新

    虫歯の罹患率は10代をピークとして、 成人になるとその率は低下していきます。

   反対に、 歯周病は35歳ぐらいから発症し、 加齢とともに増加していきます。

   すなわち、 発症する時期が虫歯と歯周病では違います。

   したがって、 患者さんの多くは 「虫歯の人は歯周病が少ない」 と経験的に思いがちですが、 統計的調査から両者を平均してみると、 あまり差がないと言われています。

投稿者: 南歯科医院

2016.07.11更新

    C3 の状態をさらに放置しておきますと、 歯の表面が欠けてしまい、 歯の根のみが残る状態になります。

   痛みはそれほどなくて慢性化し、 膿が出て、 その血液や膿を知らず知らずのうちに飲んでいることがあります。

   この場合には、 歯を残す確率はきわめて低く、 C4 と診断され、 抜歯をすることになります。

   1本の歯を失うと歯全体のバランスを崩し、 噛み合わせを悪くし、 成人になってから歯周病や咬合異常、 外傷性咬合や顎関節症になることもあります。

投稿者: 南歯科医院

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