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歯周病

歯周病

歯周病とは、歯と歯茎の間の小さな溝付近についたプラーク(歯垢)・歯石によって引き起こされる病気です。
歯と歯茎の間に歯垢が付くことで、その中の細菌が繁殖して炎症を起こし、 歯を支えている歯肉・歯槽骨が侵される生活習慣病です。 いつまでも健康なご自分の歯を維持していただく為には、歯周病から歯を守ることが大切です。
歯周病は、高血圧や糖尿病と同じように成人病であり、成人の80%以上の方が罹っていると言われています。 しかも、なかなか自覚症状が無く、症状に気づかれた時には手遅れの場合が多く、 残念ながら、歯を失うことになってしまいます。

歯周病治療例

下の2枚の写真は、非常に熱心で協力的な患者さんの初診時の写真と、ブラッシングとSRPのみを行い
歯周病が治癒した7ヶ月後の患者さんの写真です。

治療前(中程度・重度の歯周病)

50代女性

来院後7カ月の状態

治療後

患者さんによるブラッシング

歯周病治療の基本はプラークコントロール、すなわち、300種以上のお口の中の細菌の除去です。
ご自分の歯茎より上のプラークコントロールは、主として患者さんに担当してもらい、 歯茎より下のプラークコントロールは歯科医師が担当します。

この両者が確立しませんと歯周病治療は成功しないと言われています。 特に患者さんが担当する歯茎より上のプラークコントロールを確立してもらうことが最も重要です。

当院では、歯周病の患者様を歯科衛生士が担当し、責任を持って治療をおこなっております。できるだけ歯を抜くことなく、ご自身の歯でおいしく、食事をしていただくよう日々努めています。

重度歯周病

残念ながら、あまりにも病状が極端に進行してしまいますと、消失した顎の骨を再生させる目的で、種々の歯周外科処置を行います。

重度歯周病の症例

すでに第2大臼歯は無く、第1大臼歯は歯根の大半が歯茎より露出し、45℃程度頬の側に傾いています。 (58歳女性)

軽度歯周病の症例

軽度歯周病が治癒し、今まで以上に良く磨かれ、定期的に歯周病のケアに通院されている患者さんの右上奥歯の口腔内写真 (40歳女性)

前項の写真とこの写真を見比べて下さい。年齢差は20歳近くひらいていますが、歯の光沢、歯茎の色艶は定期検診の大切さを表しています。

歯周病のおそろしさ(全身への影響)

生活習慣病としての歯周病は歯を失う原因であるだけでなく、心臓血管障害、糖尿病、早産・低体重児出産、そして誤嚥性肺炎など全身的な疾患にも大きな影響を与えます。

歯周病の予防

口の中だけではなく、全身的にも悪影響を及ぼす歯周病を予防するためには、どうすれば良いのでしょう。歯周病の原因は、プラーク(歯垢)や歯石に存在する細菌です。
それらの細菌を歯の周りに寄せつけないことが、そのまま歯周病の予防になります。

歯垢は歯ブラシである程度落とすことができますので、先ずは歯ブラシや歯間ブラシ、 デンタルフロスの正しい使い方を身につけて下さい。
しかし、細菌の塊となったバイオフィルムや歯石は、 歯や歯根に石のように硬くこびりついている為
歯ブラシでは落とすことができません。 そのため、歯垢をためないように念入りにブラッシングを心がけながらも、 定期的な歯科医院でのプラークコントロールをお勧めします。

歯周病と糖尿病が同時に悪化していく悪循環に注意!

日本人の8割がかかっているとされる「歯周病」。口の中の細菌によって歯ぐきに炎症が起こり、歯を支える骨まで失われていく病気です。最終的には歯が抜けることになり、中高年が歯を失う最大の原因になっています。

ところが、それだけではなく、歯周病が健康寿命にかかわる全身の病気を招くことがあるのです。
その1つが2型糖尿病です。じつは歯周病菌が増えると、血糖値を下げるインスリンの働きを阻害する物質が増え、血糖値が下がりにくくなってしまうのです。高血糖状態が続いて悪化すると、腎臓病や失明、足の壊疽などを引き起こします。
実際に、多くの患者さんが、歯周病の治療によって、糖尿病改善に成果をあげています。

歯周病菌が作った血栓で血管が詰まる!

さらに、歯周病菌は口から血管に入り込んで血栓を作り、血管を詰まらせるという極悪ぶりを発揮することもわかってきました。
手足の血管が詰まると、手足の壊疽や切断に繋がることもあります。
また、心臓や大動脈で血栓ができると、それが心臓や脳の血管に詰まって、心筋梗塞や脳梗塞を起こすと考えられているのです。
全身にまで悪影響を与える歯周病を予防・改善するには、禁煙とともに、歯周病菌の住みかである歯垢を落とすことが第一。歯磨きの励行はもちろんですが、毎日磨いていても歯周病になる人が多いのが現実です。磨き残しのないように磨き方に工夫するほか、歯科で定期的に検診を受けることも大切です。
とくに、歯に自信のある人ほど歯科に縁遠いので発見が遅れることも。
自覚症状がなくても、半年から1年に1回は歯科を受診し、早期発見することが予防の近道です。

定期的なメインテナンスをすると3倍くらい歯のもちが違う!

「maintenance,periodontal loss」で検索すると、きわめて多くの論文がヒットします。
そのなかで、調査対象数が多く、監察期間の長いもの4編を選び、結果をまとめました。

メインテナンスの内容、調査対象に多少の違いはあるものの、一人平均喪失歯数はいずれも少なく、0.4本~3.6本ということでした。この値は、日本人が40~70歳の30年間に失う歯の本数10.5本と比べて著しく低いということです。
このことから、定期的なメインテナンスで、いかに歯を失わずに保てるかということが分かります。
また、若い時期からしっかりとメインテナンスをしている人ほど、歯を失っていないことが分かります。

南歯科医院 フリーダイヤル0120-214-118 TEL:072-846-3227
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