スタッフブログ

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2015.07.31更新

    初期の歯茎からの出血や腫れを放置しておきますと、 歯と歯ぐきの間に袋状のポケットが出来て、 その中に細菌がたまり、 残骸が膿となって外に出てきます。

   口臭の原因になったり、 口の中が粘ついたり、 歯と歯の間に物が詰まるようになってきます。

   一部では歯がしみたり、 歯茎がやせて歯が長くなり、 露出した状態になります。

   このような状態になると、 歯垢を完全に除去するという本人の努力 (ブラッシング) も大切ですが、 歯茎に悪い影響を与えている歯石や歯の汚れ、 ポケット内の歯周病原菌を取り除くという歯科医師や歯科衛生士による処置がひつようとなります。

投稿者: 南歯科医院

2015.07.31更新

    歯肉炎または軽度の歯肉炎では、 炎症が歯茎に限定されていることが多く、 症状としては歯茎がはれて出血することです。

   たとえば、 リンゴをかじったときに、 血液がリンゴにつくことがあります。

   また、 ハミガキを強くしていると、 歯ブラシに血がつく場合があります。

   この程度ですと、 プラーク (歯垢) を綺麗に取り除くだけで歯肉は元どうりに回復してくれます。

   歯石が沈着しているときは、 歯科医院で歯石を除去して歯面、 根面を綺麗にします。

投稿者: 南歯科医院

2015.07.30更新

    一般的にバイオフィルムというのは、 下水管や湿った場所で管の周りにできるヌルヌルした沈着物のことをいいます。

   口の中でも同じように、 歯や歯ぐきの周りにヌルヌルした粘着様物質が沈着します。  そしてこれらを 「バイオフィルムプラーク」 という名前で読んでいます。

   バイオフィルムは多数の細胞から構成され、 細菌体外で合成する多糖類でグリコカリックスと呼ばれており、 複数の細菌が生息している環境でシグナルを出しています。

   そして、 自分たちの環境を守るために、外界からの攻撃を防ぐための膜状の防護膜をつくっているのです。

投稿者: 南歯科医院

2015.07.30更新

    歯を磨くという行為は、 歯や歯ぐきのまわりに付着している汚れ (細菌の塊) を除去することで、 歯肉に炎症を起こすプラ―ク付着の阻止という、 基本的事項を意味しています。

   歯肉炎にもいろいろな種類がありますが、 比較的若い人に発症する単純性歯肉炎は、 歯の汚れ、 つまりプラークを落とすことで発症の防止と予防になることが理解できます。

   平成6年度歯科疾患実態調査によりますと、 歯肉炎の発症率は5~14歳で38%、 15~24歳で60%弱という数値が見られます。

   このように若年者に多い歯肉炎も、 実際のところ、 正しくブラッシングを再開しプラークを十分に除去すれば、 健康な歯肉に戻るのです。

投稿者: 南歯科医院

2015.07.30更新

    皆さんにはどうしてもは歯ブラシの当てにくい個所があるため、 歯周病は糖尿病と同様に病気の軽・重を問わず定期的なチエックが必要だと言えます。

   そのため、 歯周病治療終了後、 3~6ヵ月毎に定期的に歯の清掃または噛み合わせや虫歯をチエックされることをお勧めします。

   「歯の清掃」 「うがい」 「手洗い」 は口から発信する予防の基本として、 虫歯や歯周病の予防だけでなくインフルエンザ対策にも効果があり、 日常生活の中に密着させたいものです。

投稿者: 南歯科医院

2015.07.29更新

    歯周病の治療の根本は、 プラークの除去にあります。

   歯と歯肉の周りの汚れを取ることで歯周病原菌を除去できます。

   しかし、 歯周病が進行してポケット形成が深部に達しますと通常のブラッシングでは除去できなくなります。

   そこで一般的には、 歯と歯間のまわりの汚れや歯石をスケーラーという器具を使ってスケーリングやルートプレーニングといった方法で歯科医師や歯科衛生士が除去します。

   それでも歯周ポケットが深くて除去できない場合、 歯周外科手術を行います。

投稿者: 南歯科医院

2015.07.29更新

    近年、 歯周病と間接リウマチとの関係が注目されています。

   関節リウマチ患者の約8割の血液中には、 抗シトルリン化タンパク抗体という、 シトルリン化反応を経たタンパクを認識する抗体が検出されますが、 この抗体はしばしば関節リウマチの発症に先立って検出されます。

   また、 歯周病菌の1種であるポルフイロモナス菌がシトルりン化を起こす酵素を産生する細菌であることも報告されています。

投稿者: 南歯科医院

2015.07.29更新

    高齢者の無歯顎は、 個人所得だけでなく、 地域の平均所得とも関連することが日本老年学的評価研究プロジェクトの調査で判明しました。

   埼玉県立大学などとの共同研究にとるもので、 65歳以上の高齢者を対象に郵送調査を実施。

   歯の本数や所得の情報が得られた79、563人のデータを使用し、 無歯顎の有無と個人および地域所得との関連を同時に検証した結果、 
   個人所得と地域所得がどちらも高くなるほど、 無歯顎になるリスクが減少する傾向が見られたという。

   具体的には、 個人所得および地域平均所得が100万円高くなると、 無歯顎になるリスクが個人所得では1割、 地域所得では6割減少したという。

投稿者: 南歯科医院

2015.07.17更新

    歯周病とは、 歯周組織 (歯肉・セメント質・歯根膜・歯槽骨) に発症する病気です。

   原因は、 歯と歯肉周辺にプラーク (歯垢・バイオフィルム) が付着し、歯周病原菌の作用で歯肉に炎症が生じることによります。

   放置しておきますと、 歯肉の内部へ進行し (歯周ポケットの形成)、 歯肉を支えている歯根膜繊維を破壊し、 歯槽骨を溶かしていきます。

   そして、 セメント質には、 内毒素といわれるLSPが付着し、 歯肉の結合組織をも破壊していきます。

投稿者: 南歯科医院

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